検定案内 〜ロボットプログラミング検定〜
一般財団法人全日本情報学習振興協会では、ロボットプログラミング検定、ロボット技能検定試験を開催いたします
理数系が得意になる。ICTリテラシー
論理的な思考、21世紀型スキルが身につく
ロボットプログラミング検定
文部科学省は、平成32年度(2020年)より小学校に於いてもプログラミング教育を必修にすると発表しましたが、これを受け、小中学生の習い事としても注目を集めています。
現在、プログラミング指導を行う「プログラミング教室」や、ロボットを作成して、プログラムで動作させる「ロボットプログラミング教室」が多数開校されています。
一般財団法人 全日本情報学習振興協会は、これらの動向を考慮して、従来型のパソコン操作にかかるパソコンリテラシー型検定試験に加えて、平成28年10月よりロボットの動作にかかるロボットプログラミング検定試験を開催いたしました。
ロボットプログラミング検定に出題される言語は、当面スクラッチ言語を対象として開催しますが、次回以降で各ロボット製造メーカーが利用している言語に対象を広げていく予定です。
【第1回ロボットプログラミング検定開催日】
平成28年10月29日
【開催会場】
財団法人 全日本情報学習振興協会認定校
【開催級】
ロボットプログラミング検定3級
ロボットプログラミング検定4級
ロボットプログラミング検定5級
【試験回答方式】
CBT試験における マークシート方式
検定内容 | ||||||
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− | 1級 | 2級 | 3級 | 4級 | 5級 | 6級 |
筆記内容 | アクチュエーター(※)の問題 さまざまなセンサーの利用 構造化プログラム 計算プログラム ランダムプログラム 応用プログラミング | アクチュエーター(※)の問題 さまざまなセンサーの利用 反復(くりかえす)プログラム 条件分岐(どちらかをえらぶ)プログラム 計算プログラム ランダムプログラム | ロボットとは モーター・センサーの仕組み 反復(くりかえす)プログラム 条件分岐(どちらかをえらぶ)プログラム 計算プログラム | ロボットとは モーターの仕組み 反復(くりかえす)プログラム 条件分岐(どちらかをえらぶ)プログラム | ||
実技 | 課題提示による プログラミング | − | ||||
試験時間 | 90分 | 70分 | 40分 | 30分 | ||
問題数 | 50問 | 40問 | 30問 | |||
合格点 | 80%以上 | 70%以上 | ||||
検定料 (税抜) | 5,000円 | 4,000円 | 3,000円 | 2,000円 | 2,000円 | 2,000円 |
注:予告なく変更することがあります、ご了承ください。
・制限時間に説明時間は含みません。
・使用ソフトは、Microsoft Wordです。
・対応OS:Windows XP〜10
・対応Office:Office 2003〜2013
受験方法
【コラム1】
情報技術が飛躍的に進化する中、コンピューターを制御する能力の育成が重要と判断したものです。
また、人工知能(AI)などの普及を見据え、将来、新しい技術を使いこなして付加価値の高い仕事につくことができる人材を育成することも狙いとしています。
現在は、論理的思考力や問題解決能力を育てるのに効果的とされるプログラミング教育ですが、授業ではどのような内容を教えるかなどについて、文部科学省の有識者会議、「小学校段階における論理的思考や創造性、問題解決能力等の育成とプログラミング教育に関する有識者会議」の「小学校段階におけるプログラミング教育の在り方について(議論の取りまとめ)」が発表されています。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/122/attach/1372525.htm
また、高校においては、現在は選択科目の中に含まれているため、学んでいる生徒は全体の2割程度だとされていますが、新学習指導要領では高校においても必修科目の学習項目に入れて、全ての学生に指導することを検討しています。
【コラム2】
イギリスのイングランド地方ではすでに2014年から5歳〜16歳で読み書き算数に次ぐ扱いでコンピューター科学を必修化しています。フィンランドでも今年から初等中等レベル(7歳〜16歳)の必修化が始まる予定です。オーストラリアでは、昨年9月にデジタルテクノロジーという初等中等向けカリキュラムが必修科目として承認されました。