令和2年4月28日

オンライン・ライブ検定試験、セミナーシステムの利用規約

一般財団法人全日本情報学習振興協会
検定実行委員会

本受験要領と利用規約は「オンライン申込みおよび支払い手続きに関する利用規約」に基づきお申し込みをされている方で、オンライン・ライブ検定及び、各種のオンラインセミナーに参加される方々に、「オンライン申込みおよび支払い手続きに関する利用規約」に加えた追加の利用規約を定めるものです。

本規約の1条、2条、3条、4条、5条、11条、12条、13条は、オンライン・ライブ検定と各種セミナーに共通して適用となる項目、6条、7条、8条、9条、10条はオンライン・ライブ検定に限定した適用項目となっています。

第1条 開催目的

  1. オンライン・ライブ検定及び、各種のオンラインセミナーの開催目的は、「オンライン申込みおよび支払い手続きに関する利用規約」第8条の、火災、天災、その他の理由により、各種検定試験および各種セミナーの開催が困難になった場合の、3項「前項1および2の場合で本協会が検定試験またはセミナーを中止した場合、本協会はお申込み者に対して、当該の検定試験またはセミナーに代え、別途開催する検定試験またはセミナーなどに変更受験、変更受講を指示することができます。」によります。
  2. 当協会の検定試験及びセミナーは、全国の主要都市の大学等の会場で開催しております。主要都市以外の方々には、ご不便をお掛けしていますが、本オンライン・ライブ検定及びセミナー並びにセミナーの開催により、多くの方々の参加が容易となります。

第2条 オンライン・ライブ検定試験又はセミナーの実施日程

  1. 前条1項により中止又は変更されて行う検定、セミナー及び、オンライン・ライブ検定、各種のオンラインセミナーの開催日程は、中止又は変更された日程より6か月以内に開催するものとします。但し、6か月以内に開催予定がないものについては、次回の開催日を指定することができます。
  2. 前項の中止、変更された後の実施日程は、第1条の1項の理由により再度変更する場合があります。
  3. 前項1のオンライン・ライブ検定試験又はセミナーの実施日程は、新しい開催日程は、協会のホームページで告知し、本人の申込時のメールに変更事項を送信します。
  4. 受験者又は受講者は、第1条1項の、別途開催する複数の検定試験またはセミナーから、本人の都合により選択して受験又は受講することができます。

第3条 オンライン・ライブ検定試験を受験、又はセミナーを受講する会場

  1. 受験、受講が可能な場所
    会社、学校、自宅、知人宅など、どこでも、インターネット環境が整備されていれば受験することが可能です。
  2. ただし、今回の検定試験並びにセミナーは海外においては、受験及び受講することができません。

第4条 協会が準備するもの

  1. オンライン・ライブ検定試験システムの準備
    本システムは、当協会の独自のシステムであり、受験票に記載の、サイトにアクセスして、受験番号、生年月日を入力した上で受験することができます。
  2. オンライン・ライブセミナーシステムの準備
    本システムは、オンラインシステムにより、セミナー申込者に限り当該のセミナーを受講できるように設計されています。指定されたサイトにIDとパスワードを入力してセミナーを受講することができます。
  3. 動作確認サイト
    動作確認サイトは、検定試験やセミナーへの申込の如何にかかわらず、どなたでも確認することができます。受験や受講を希望される方は、動作確認サイトで通信環境の点検と、模擬テスト、模擬セミナーを動作させて、システムの確認を行うことができます。
    なお、検定受験の方は、オンライン・ライブ検定システムのWebカメラで、自分のバストアップ写真が正しく撮影できるかの確認もお願いいたします。
  4. 試験監督システム
    本試験監督システムは、オンライン・ライブ検定を受験する際に稼働します。本システムでは、申込者本人の合格カード用の写真を撮影し、受験生が受験中に離席しないか、不審な行動を行わないか、などの確認を行い、10秒~20秒に1回程度、協会サーバーに送信して画像を保存するシステムを備えています。

第5条 受験者が用意するもの

  1. パソコン
    デスクトップパソコン、ノートパソコンの何れでも受験可能です。スマートフォンやタブレットでは受験できません。
  2. インターネット環境の整備
    インターネットは、有線でもWi-Fiでも構いません。なお、環境整備に要する費用は受験者の自己負担とさせていただきます。
  3. 受験開始時に、合格カードに利用する本人写真(バストアップ)をWebカメラで撮影しますので、準備をお願いします。

第6条 オンライン・ライブ検定試験監督システムとWebカメラの利用について

  1. 本試験監督システムで利用するWebカメラ(360度全周Webカメラ)は、一般的な視野角(60-70度程度)のものでなく、原則とし360度全周Webカメラとします。
    したがって、ノートパソコン内蔵のバストアップのみが撮影されるタイプのWebカメラは不可となります。
  2. ただし、5月及び6月の開催試験においては、特例として角度に拘らず認めることと致します。
     

第7条 オンライン・ライブ検定試験受験の流れ

  1. オンライン・ライブ検定試験システムによる受験
    本検定試験システムでは、ライブ映像により試験監督が「受験上の注意」を行います。次に「用意」「始め」の合図があったら、「開始ボタン」を押して試験を開始します。試験が開始されると、制限時間がカウントダウンされ、所定の時間が経過する自動的に試験が停止されます。
    終了すると、ライブ映像で試験終了のアナウンスと解答速報、証書交付などのスケジュールが告知され試験がすべて終了します。
  2. オンライン・ライブ検定試験システムによる回答方法
    本検定試験システムでは、2択・4択の2種類の設問形式があり、設問が1番より、順次表示されますので、回答を選択して下さい。
    なお、必ずしも順次答える必要はありません。飛ばしておいて後で答えたり、戻って訂正することもできます。
  3. オンライン・ライブ検定試験監督システム
    本検定試験監督システムでは、Webカメラに映る受験者の画像を10秒~20秒ごとに協会のサーバーに送信して保存します。協会では、採点と並行してサーバーに保存された画像をチェックして、本人確認、離席チェック、持ち込み禁止物のチェックなどを行います。

第8条 オンライン・ライブ検定試験を受験する方は、動作確認サイトで検定試験の受験方法を次の手順で確認して下さい。

  1. 動作確認サイトで、受験番号、生年月日等を入力して、実際に試験ができるかを確認して下さい。
  2. オンライン・ライブ検定試験監督システムでWebカメラの撮影範囲を確認して、バストアップ写真が撮影できるように調整して下さい。
  3. 模擬テストを実施して回答形式を確認して下さい。模擬テストは何回でも行うことができます。
  4. 室内のWebカメラで撮影される範囲を確認して不要なものを整理して下さい。
  5. 受験中の他の人の動きについて、映像内に入り込まないように依頼して下さい。
  6. 受験日は30分以上前に試験システムを動作させて、最終の確認をして下さい。
  7. 試験監督の受験上の注意を聞き、受験をスタートします。
  8. 問題に回答したり、進んだり、戻ったりして回答方法を確認して下さい。

第9条 オンライン・ライブ検定試験を受験する際の注意事項

  1. 試験中、Webカメラで受験生の動静が判断できるように、適切な照明を行って下さい。
  2. 受験中に他の人が映り込まないように、また、他人の話し声が届かないように間隔を取っていただきますようお願いいたします。受験者が他人と話したり、近くにいる場合は失格となる場合がございます。
  3. 受験会場におけるプライバシー等の注意
    受験に際してWebカメラで受験者を撮影して、協会に画像が送信されて保存されますので、差支えの有るものは、映らない場所に移動して下さいますようお願致します。もちろん協会はカメラ映像を、合格カード写真への利用、本人確認、試験中の不正行為防止以外に利用することは一切ありません。
  4. 受験中にマイクに雑音や音声が入らないように、周辺の環境にお気を付け下さい。
  5. 学校、会社などで団体受験する場合で、試験監督者がいる場合は、全パソコンにWebカメラ設置することなく、一定数の会場全体が映るカメラを整備することで受験することができます。
  6. 団体受験をご検討されている場合は、協会までご連絡下さい。

第10条 オンライン・ライブ検定試験を受験する際の禁止事項

  1. 試験中の受験生の動作を10~20秒間隔で当協会サーバーに送信して保存します。
    試験中の不正行為を行ったことが判明した場合、或いは、不正と疑わしい行為が判明した場合は失格となります。
  2. Webカメラ、マイクが動作していない場合は失格とします。
  3. 以下の行為があった場合は不正行為が行われたと看做し失格とします。原則として、行為、行動の基準は公開会場の試験開催の場合と同様とします。

【不正行為となる行為の一覧】

  1. 受験登録者以外の者が受験した場合
  2. 試験中、受験者が入れ替わった場合
  3. 試験中に席を離れた場合
  4. 試験中にマウス以外のキーボードなどに触れた場合(一部の記述式設問のある試験を除く)
  5. オンライン・ライブ検定試験システム以外のページを閲覧した場合
  6. 試験中に他人と会話した場合(受験者が話していない場合も含む)
  7. 試験中に、無言であっても、他の人が受験者に近寄った場合
  8. 携帯電話及びその他の電子機器を使用した場合
  9. 許可された白紙のメモ用紙以外の物(本、参考書、辞書、他)を出していた場合
  10. 受験者の目に触れる位置に、試験に関連する掲示物が貼付又は置いてあった場合
  11. コーヒー・お茶などを含め、飲食を禁止します。
  12. その他、不正行為が行われていると、疑われる行為を行った場合
  13. 病気などの止むを得ない事情により席を離れる場合は、予め協会に届出て下さい。
    また、指定のお薬などを飲む必要がある場合も予め協会に届け出て下さい。
  14. 試験問題の著作権は協会にあります。試験中に問題の複製などを行うことを禁止します。

第11条 免責事項等

  1. 本人の確認不足や怠慢により、受験時間になっても適正に受験システム、セミナーシステムが動作できない場合は失格又は棄権となります。動作確認時にご不明な点を解決するようにお願いいたします。
  2. 協会は、本人の通信設備、パソコンの事情等による通信障害や、本人の責により、受験に不具合が生じた場合の責任は負いかねますので、必ず動作確認を綿密に行って下さい。
  3. オンライン・ライブ検定試験システム、オンライン・ライブセミナーシステムの著作権は協会にあります。システムの複製などを行うことを禁止します。

第12条 その他

  1. オンライン検定試験、セミナーシステムの利用規約は、令和2年5月1日より適用する。

第13条 その他

  1. 本サービスの利用に関して訴訟が生じた場合には、東京地方裁判所を専属的合意管轄裁判所とします。