◎支援技術 |
問 題 |
解答 |
◆肢体不自由 |
問1.次の文を読み、正しいものには○、誤っているものには×で答えなさい。 |
・ |
代替キーボードは日常生活用具として給付される。※1 |
○ |
・ |
痙性と呼ばれる筋肉の緊張によって姿勢がずれてしまうことがある。 |
○ |
・ |
電動車いすは障害者の移動範囲を容易にするが、そのために移動に関わる身体機能回復訓練の機会や訓練への障害者自身の動機づけを奪ってしまうため、最終的な手段として考えるべきである。 |
× |
・ |
視線コミュニケーションボードはALS患者など四肢マヒの人とのコミュニケーションに使われる。 |
○ |
・ |
機器を使用する障害者が褥瘡を生じる原因を避けるため、体位や姿勢の変換ができるだけ行われないようにすべきである。 |
× |
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※1 2006年10月より、日常生活用具に含まれるようになりました。 |
問2.選択肢の中から正しいものを選びなさい。 |
・ |
ペンを握れない人の手にペンを装着するなどの補助具を(ア:自助具 イ:NEDO ウ:PIC)と呼ぶ。 |
ア |
・ |
身体に残されたわずかな動きを利用して、家電など身の回りの機器を障害者自身が操作し、QOLを高めるシステムは(ア:CCTV イ:ECS ウ:VOCA)と呼ばれる。 |
イ |
・ |
不随意運動や緊張の強い人がスキャン入力を行う場合、(ア:オートスキャン イ:ステップスキャン ウ:リバーススキャン)が有効である。 |
イ |
・ |
座位保持において、座面と背面が同じ角度を保って傾く機能を(ア:リクライニング イ:チルト ウ:フォールディング)という。 |
イ |
・ |
大きな不随意運動の1つに(ア:パニック イ:企図振戦 ウ:アテトーゼ)がある。 |
ウ |
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◆言語障害 |
問1.次の文を読み、正しいものには○、誤っているものには×で答えなさい。 |
・ |
人工喉頭は喉頭摘出した人の鼻にあてて利用する。 |
× |
・ |
非エイドコミュニケーション技法やローテクコミュニケーションエイドを利用する前に、まずハイテクコミュニケーションエイドの利用を考える必要がある。 |
× |
・ |
脳梗塞や交通事故で高次脳機能障害になった高齢者が療育手帳を取得するのに医師の診断が必要である。 |
× |
・ |
重度障害者意思伝達装置の購入に際しては、日常生活用具給付制度の利用が可能である。 ※2 |
× |
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※2 2006年10月より、補装具へ変更となりました。 |
問2.選択肢の中から正しいものを選びなさい。 |
・ |
舌や口唇などの身体部位で利用するスイッチでは、操作する運動が空間となるため、スイッチを設置するために(ア:固定具 イ:滑り止め ウ:アームレスト)が必要となる。 |
ア |
・ |
運動性失語症者のAAC手段として、(ア:音声 イ:Yes/No ウ:表情)だけで答えられるように質問をするのが有効な場合がある。 |
イ |
・ |
喉頭を摘出した人のコミュニケーションには、(ア:人工喉頭 イ:VOCA ウ:重度障害者意思伝達装置)を利用することが多い。 |
ア |
・ |
口蓋裂、舌ガンによる舌切除等により、(ア:構音障害 イ:エコラリア ウ:食道発声)が生じる。 |
ア |
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◆知的障害・認知障害 |
問1.次の文を読み、正しいものには○、誤っているものには×で答えなさい。 |
・ |
記憶リモコンは家電製品のリモコンの信号を記憶させるものである。 |
○ |
・ |
コミュニケーションシンボルは知的障害のある人には適さない。 |
× |
・ |
言語理解の無い人にコミュニケーションエイドは使えない。 |
× |
・ |
学習障害のある人にとって音声認識や音声読み上げソフトは重要なツールの1つになる。 |
○ |
・ |
時間をかけながら考えをまとめる際には、生活に必要なメッセージが登録されたVOCAが適しており、会話の即応性が求められる際には、デスクトップのコミュニケーションエイドが適している。 |
× |
問2.選択肢の中から正しいものを選びなさい。 |
・ |
学習障害のある人の文章作成において(ア:符号化法 イ:スキャン法 ウ:単語予測法)は補助となる。 |
ウ |
・ |
コミュニケーションエイドは、ハイテクエイドと(ア:ポリテク イ:ローテク ウ:ナノテク)エイドの2つに分けられる。 |
イ |
・ |
自閉症の人などが言葉を使わずに、相手の手を持って要求する行動を(ア:クレーン イ:指差し ウ:ボディコミュニケーション)という。 |
ア |
・ |
知的障害者や自閉症者の中には(ア:タイムエイド イ:タイムヘルプ ウ:タイムサポーター)等を用いてその活動を「いつまでするのか」をわかりやすくすることで、可能な作業の幅が広がる人がいる。 |
ア |
・ |
(ア:TDD イ:PIC ウ:ICレコーダ)は、記憶を補助する装置として障害のある人にも便利に使うことができる機器である。 |
ウ |
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◆視覚障害 |
問1.次の文を読み、正しいものには○、誤っているものには×で答えなさい。 |
・ |
画面を見るのに虫眼鏡を使っている人には拡大ソフトが必須である。 |
× |
・ |
パソコンのキーボードを点字タイプライタのキーに見立て、点字入力することが可能なソフトがある。 |
○ |
・ |
スクリーンリーダの詳細読みはアプリケーションに関係なく同じ読み方に統一されている。 |
× |
・ |
点字形式の6点入力に対応しないキーボードがあるので、注意が必要である。 |
○ |
・ |
反転ソフトを利用する時、ロービジョンの人には必ず白黒反転を勧める。 |
× |
問2.選択肢の中から正しいものを選びなさい。 |
・ |
視覚障害のある人は日常生活用具給付制度の中で(ア:パソコン イ:点字プリンタ ウ:拡大読書器)の給付を受けることができる。 |
ウ |
・ |
Windowsのマウスのプロパティには、(ア:Shift イ:Alt ウ:Ctrl)キーを押すとマウスポインタの位置を波紋で表示する機能がある。 |
ウ |
・ |
視覚障害者などが目的地まで安全に移動できるように支援する人のことを(ア:シェルパ イ:ガイドヘルパー ウ:ホームヘルパー)と呼ぶ。 |
イ |
・ |
パソコンの画面の文字を点字として表示するディスプレイは、(ア:ピン イ:スティック ウ:ブレイラー)ディスプレイと呼ばれる。 |
ア |
・ |
まぶしさによって画面が見にくい弱視者には、(ア:白黒反転表示 イ:ウィンドウの最大化 ウ:文字の縮小)などの方法によって見やすくすることができる。 |
ア |
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◆聴覚障害 |
問1.次の文を読み、正しいものには○、誤っているものには×で答えなさい。 |
・ |
補聴器は助聴器と呼ばれることもある。 |
× |
・ |
デジタル補聴器を使用すると、音の周波数を使用者の聞こえやすい範囲に変換することができる。 |
○ |
・ |
人工内耳は、耳に入ってくる音の大きさを増幅することによって聴覚を補助する。 |
× |
・ |
TDDとは、聴覚障害者用文字電話のことである。 |
○ |
・ |
難聴の人でも、低音であればほとんどの人が聞き取れるため、聴覚補助装置では低音が一般的に用いられている。 |
× |
問2.選択肢の中から正しいものを選びなさい。 |
・ |
聴覚障害者は日常生活用具給付制度で(ア:ファックス イ:ラジオ ウ:テレビ)の貸与を受けることができる。 |
ア |
・ |
きこえの程度は(ア:デシベル イ:ヘルツ ウ:オーム)という音の強さの単位であらわされ、大きくなるほど障害が重度であることを意味している。 |
ア |
・ |
手話を利用するろう者の中には(ア:VOCA イ:人工内耳 ウ:モールス信号)に否定的な人もいる。 |
イ |
・ |
受話器に振動子がついていて、頭蓋骨を経て直接内耳へ音を伝えることができる電話機を (ア:骨導式電話機 イ:気道式電話機 ウ:誘導コイル)と呼ぶ。 |
ア |
・ |
(ア:人工内耳 イ:骨導補聴器 ウ:聴覚障害者用伝達装置)は感音性難聴に適用される。 |
ア |
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◆重複障害 |
問1.次の文を読み、正しいものには○、誤っているものには×で答えなさい。 |
・ |
知的障害と肢体不自由の重複障害でも、おもちゃとスイッチを組み合わせたものを使えばすぐに遊べるようになる。 |
× |
・ |
介護保険制度で環境制御装置の給付が受けられる。 |
× |
・ |
盲ろう者とのメールのやりとりでは、文章をできるだけ改行せず、長い一行に文章を続けるよう注意する必要がある。 |
× |
・ |
AACの技法はサポート時に役立つことが多い。 |
○ |
・ |
日常生活用具給付制度において、重度盲ろう者には点字ディスプレイが給付される。 |
○ |
問2.選択肢の中から正しいものを選びなさい。 |
・ |
アクセシブルな駅や空港の建設を義務付けた法律は(ア:交通バリアフリー法 イ:建築基準法 ウ:障害者基本法)である。 |
ア |
・ |
わが国で情報処理機器やWebのアクセシビリティに関する(ア:法律 イ:ISO ウ:JIS)が制定された。 |
ウ |
・ |
特別支援教育は(ア:軽度発達障害 イ:高齢者 ウ:重度重複障害)へも支援の範囲を広げる新しい教育である。 |
ア |
・ |
米国の(ア:ADA イ:リハビリテーション法508条 ウ:ICIDH)では、「連邦政府が購入する情報機器は、障害者にアクセシブルなものでなければならない」と規定している。 |
イ |
・ |
日常生活用具給付制度の中で、来客やファックスの着信、赤ちゃんの泣き声などを強い光や振動で知らせる装置は、(ア:緊急警告装置 イ:屋内信号装置 ウ:モーワットセンサー)と呼ばれる。 |
イ |
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◎障害教養総論 |
問 題 |
解答 |
問1.次の文を読み、正しいものには○、誤っているものには×で答えなさい。 |
・ |
病気やケガと違い、障害は変化しない固定した状態であると考えられている。 |
○ |
・ |
AACとは、拡大代替コミュニケーション(Augmentative and Alternative Communication)の略称である。 |
○ |
・ |
障害の疑似体験は、障害のある人への共感性を高め、相手の内面をリアルに想像するためのチャンスを提供するものであるといえる。 |
○ |
・ |
テクノロジーを利用することで、すべての人の障害をなくすことができる。 |
× |
・ |
ICFでは、障害を疾病や変調によって生じた社会的不利のある状態と定義している。 |
× |
問2.選択肢の中から正しいものを選びなさい。 |
・ |
(ア:障害者福祉法 イ:障害者自立支援法 ウ:精神保健福祉法)は、障害の種類(身体障害、知的障害、精神障害)にかかわらず障害者の自立支援を目的とした共通の福祉サービスを目指している。 |
イ |
・ |
身体障害者の中で、下肢もしくは上肢、もしくは(ア:皮膚 イ:体幹 ウ:内臓)に障害のある人を「肢体不自由者」と呼ぶ。 |
イ |
・ |
障害者の自立観は、ADL(日常生活動作)や経済的自立を中心としたものから、(ア:ALS イ:QOL ウ:ADD)を重視したものに移り変わってきている。 |
イ |
・ |
ユニバーサルデザインは(ア:アラン・ケイ イ:アダム・スミス ウ:ロン・メイス)が提唱した考えである。 |
ウ |
・ |
国民年金に加入している人が障害者になった時は、(ア:障害基礎年金 イ:介護保険金 ウ:厚生年金)を受給できる。 |
ア |